
我が家のヒメウズラたちの床材のもみがらです。
ど~ん!!と これで10キロほど。どれくらいもつだろ!?
うずらハウスの床材はいろいろ試してみましたが、これ!!というものがなかなかなく、試行錯誤を重ねてきました。
米ぬかとかおがくずとか、その他諸々を試したのですが、コストパフォーマンスと利便性からうちではもみがらがいいなと。
歩き回っているだけのひよこ時代には床にペットシーツを敷いていました。
でも成鳥になると・・・けっこう床材をつつくんですよ。新聞紙などはびりびり破いたりもするし。
ペットシーツをつついて中の吸収ポリマーを食べてしまうのが心配で、今はペットシーツは一切使っていません。
米ぬかは家禽の床材としては消臭効果も高くてよいとネットで見たのですが
実際に使ってみると ダマになりやすく、意外に早くぬかみそ臭が出ます。糠なんだから当たり前ですが。
屋外禽舎の土の上ならいいかもしれないです。でも、室内向けではないなと思いました。
米ぬかならタダで手に入るし、鳥が食べても害がないしで、いいかな♪と思ったのですが・・・却下。
おがくずは消臭効果は抜群で、時間がたってもサラサラ感が持続するのが良かったのですが、
再利用の観点からいうといまひとつ。
おがくずは分解されるのに時間がかかるのです。
コンポストをお持ちの方なら有効利用できるのですけれど、一般家庭では花壇や菜園にまきづらい。
小動物用のチップなども同じで、使った後はゴミに出すしかない。
実は、それよりもいちばん気になったことがひとつ・・・そのおがくずが天然木100%とは限らないこと。
粉砕されてしまえば、実際には何が混ざっているかわからないので・・・却下。
うずらーさんが多く利用しているNNL(ニューネイチャーランド)は コスト的に却下。
うずらの立場からしてみれば、床材として自然なのは腐葉土だと思うんですよ。森の中と同じですから。
ただ、ホームセンターなどで売っている腐葉土は未熟なものが多く、良質なものがなかなか手に入らないのが現状。
「完熟腐葉土」と謳っていても、ほとんどが看板に偽りありです。
時間をかけてしっかりと作り上げたものがあんなに安く売っているわけがない。
未発酵な腐葉土を使うためには追熟させる時間が必要なのですが・・・
でも、手間なしで今すぐ使いたいのよ~(>_<)・・・で、これも却下。
未熟な腐葉土は発酵が進むときにガスが発生します。
これがうずらに有害かどうかは?ですが、狭いうずらハウス内では百害あって一利なしかな~と。

そんなこんなで、最後に残ったのがもみがらです。
もみがらはお米の収穫期直後でないと安く入手しづらいのが難点ではありますが
安全で、軽く扱いやすく、無駄なく再利用できるというのが自分的にいいところだと思います。
うずらのフンは、発酵させ堆肥にすれば かなり優秀な有機肥料なのだそうです。
これを菜園にすきこめば、鳥たちにあげる野菜をたくさん作ることができます。
家庭菜園で畑にもみがらをすきこんで 土壌改良している方も多いようですよ。
このもみがらは無農薬・有機栽培米のものなので、うずらがつついたり口に入れても心配しないですみます。
家の中でうずらを飼うのはけっこう制約があるなあ・・・と個人的に思う今日このごろ。
暖かくなったら屋外にうずら禽舎を作って、うちのヒメウズたちにも自然な土の感触を教えてあげたいなあ。
でも、春はまだまだ先ですね。