フライトケージの鳥たちが何やら騒々しい。
何だろうと思ってみてみると、パールオカメ同士の空中戦が始まっている。
オカメ番長(ぎゃおす)と、同胞の兄弟であるたっくんの一騎打ち。
何が原因だろうとしばらく眺めていたら・・・案の定、これ→・・・彼女争奪戦。
一生懸命なところ水を差すようだけど、君たちはその子を恋人にはできぬ~(汗)
その彼女(ななちゃん)も同胞。
3羽とも同時期に生まれ、同じ釜の飯を食べて育った1歳2か月の面々。
決着をつけたところでペアにはなれないんだよ・・・ごめんよ~(ToT)/~~~
空中戦をそのままにしておいてもケガをするほどのことはないが、
周りにいるその他大勢がとばっちりを食う。
さぶちゃんファミリー(十姉妹)なんて、騒ぎにのまれて水浴びどころではなく、
三度のご飯と同じくらい大好きな水浴びを とうとうしそびれてしまった。
他のオカメたちは他人事だと見て見ぬふりをしているが、
自分の方まで飛んでこられて いつ渦中に巻き込まれるかわからないから、
おちおち昼寝もしてられない。
それでそのマドンナをケージに入れて、自宅に連れて帰るため隔離した。
お目当ての彼女がその場から消えれば、とりあえずはそこで空中戦は終了。
あっさりというか さばさばというか・・・意外に簡単に収拾がつくものである。
今まで均衡を保っていたオカメたちの関係に亀裂を入れてしまったのは誰でもない、わたし自身だ。
きっかけはおそらく先日取りつけたじゅーしーずの巣箱だろう。
先日 空き巣に入られた記事を書いたが、あの空き巣犯は今回の騒動の三角関係トリオである。
巣箱を覗き 入り込み 物色を試みたことが、お年頃オカメたちの生殖本能をくすぐってしまったようだ。
こうなることはある程度の予測はしていたが、
こんなに速効で本能を刺激するとは 正直 思っていなかった。
今回は意中の女の子を隔離することで空中戦にはピリオドを打つことができたが、
仲良し兄弟だった2羽の関係には亀裂が入ったようで、反目状態をキープしている。
お互いに絶対近づかないし、同じ止まり木に止まろうとしない(+o+)
空中戦を見ていて、キャプテン・ハーロックの名言が浮かんだ。
「男には、負けるとわかっていても戦わなければならないときがある」
ケンカは6対4くらいでオカメ番長のぎゃおすの方が優勢なのだけど、
たっくんも俺は男だ!と、気持ちの上では負けてはいない。
たっくんはおっとり屋だから、きっと何度戦ってもぎゃおちゃんにはかなわないと思う。
だけど向かっていくんだよね。
負けるとわかっていても戦わなければならないときがあるのかね?
男の美学ってヤツ?(≧∇≦)キャー♪
鳥のくせに ちょっとかっこいいな~(///∇//) なんて、不謹慎なことを思ったりした。
生まれ変わったら次は男に生まれたいなあ・・・と、わたしは本気で思っていたりする(≧▽≦)
もう職業も決めてるんだ!
警視庁鼻曲署捜査一係の刑事(爆) ←同年代以上の人にしかわかんなくて ごめんなさい(汗)
・・・にしてもこのセリフ、ハーロックの名言だと思ってる人、多いかもしれない。
これは元々は諭吉の名言。
諭吉って・・・そう、みんなが大好きな あの福澤の諭吉さん♫
そっくり同じセリフではないが、ハーロックはちょっとだけ諭吉の名言をパクったのかも!?
photo by Jun Seita
人間は、負けるとわかっていても、戦わねばならない時がある。
だから、たとえ負けても勝っても、男子は男子なり。
勝負をもって人物を評することなかれ。
さすが諭吉、いいこと言ってる♪
ななちゃんをフライトから出して空中戦は終わったけれど、たっくんのナンパは止まらない(笑)
さっそくラブソングを歌いながら、その他の女の子たちにモーションかけている

彼にとっては「負けるとわかっていても戦わなければならないときがある」わけではなく、
どうやら単に女の子が大好物なようだ(;^ω^A
それを尻目に、硬派なオカメ番長ぎゃおちゃんは、フライトの片隅で一人ニヒルに羽づくろい。
背中に男の哀愁が ほんのちょっとだけ ただよってるぞ(〃∇〃)
鳥の性格はほんと十羽十色だね。
『君に届け』を読んでる人にしかわからないけど、あの登場人物に例えると
ぎゃおちゃんは龍で、たっくんはケントかな~(^^ゞ
君に届け(18) [ 椎名軽穂 ]

¥432
2羽の男子は そのくらいタイプが違うってこと。
もう少し涼しくなったらかわいい女の子たちとお見合いさせるから、どちらも男を磨いて待っとれ(^^)
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