Quantcast
Channel: おれんじほっぺの日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 767

メスウズラの寿命は遺伝!?・・・オカメの擬卵で ヒメウズラの替え玉作戦 2

$
0
0


■メスウズラの寿命は遺伝!?・・・オカメの擬卵で ヒメウズラの替え玉作戦 2


昨日の続き。

以下、うずらの寿命に関する某文献の引用です。

雌うずらの平均寿命は586~694日(1.6~1.9年)最高寿命は1690日(4.6年)であり

産卵率は280日齢(約10ケ月齢)までは80~90%の優れた値を示す。

生涯産卵数は平均して342~384個、最高630個となり、最終産卵日齢は1018日(2.8年)が記録されている。

また、雌うずらの寿命には遺伝的要因が介在することが示唆されている。




ヒメウズラ飼いで有名な漫画家の山本マサユキさんも「長寿の秘訣は遺伝」と言っています。

その時の記事はこちら。

山本さんちのぴよ吉ちゃんはヒメウズラのメスで5歳。

5歳ってうずら、特にメスにしてはものすごいご長寿です。

ぴよ吉ちゃんの場合も血族にご長寿が多く、やはり遺伝的要素が大きいようですが、

産卵数が少ないことがご長寿の最大要因ではないかと思います。

ぴよ吉ちゃんレベルまでは無理かもしれないけれど、

産卵数を少しでも少なく抑えることができれば、ご長寿につながるのではないかなあ。



オカメもわりとたくさん産卵するんですよ。ウズラほどではないけど。

産卵が始まると、ある一定数がまとまるまでは産み続けます。

だから不用意に途中で人が卵を取り上げて、数を減らしちゃダメなんです。

取り上げちゃうと「まだ足りない!まだ足りない!」って、どんどん卵を生み足してしまう場合がある。

だから取り上げる場合は その分を擬卵にすり替えて、数を減らさないようにする方がいいです。

それを知らなかった頃、私は無精卵を産むそばから取り上げていたことがあるんですが、

そうしたら、その子は立て続けに10個産んでしまいました。

通常なら5~6個産卵の子なので 取り上げられたせいで通算で倍数 産んでしまったわけですあせる

無駄なエネルギー消費と体の負担、相当なものがありますよね。

擬卵を適切に使って数の帳尻を合わせておけば 余計に産むことはないので、

この方法、ウズラにも使えないかなあ・・・とふと思ったんです。

オカメの擬卵をうずらに使ってみたら、少しは産卵が抑えられるのかな?

産卵数がまとまれば、抱卵が始まるのなら個体によっては産み止めが早くなるのでは?

そうなったらいいなあ、という希望的観測ですが。

しかも偶然にも、オカメの擬卵とヒメウズラの卵、大きさが似ているんです。








3個の卵。

向かっていちばん右がオカメ用擬卵。

真ん中がヒメウズラのリアル卵。

左がオカメインコのリアル卵。

ヒメウズラって、体重でいえばオカメの半分以下なんですよ。

ちびヒメウズラだと、デカオカメの3分の1です。

なのにウズラの卵の方が少し大きいっていうのは・・・

体つきに見合わない大きさの卵を産んでるんですよね。しかも大量に。

ヒメウズラの卵はスーパーうずらの卵のような模様がないから、

オカメ用擬卵に色をつければ、そのままウズラ用擬卵としても使えそうな気がする。

リアル卵を擬卵とすり替えていって、まとまった数を親鳥に預けることができれば、

母性本能が強い子は抱くんじゃないかな?と思ってるんですけれど、どうでしょう。

うずらは家禽だから、その手は使えないかなあ。抱卵する個体ばかりではないし。



どーにもこーにも気になったので、これから少し検証してみようかなと考えています。

そのためにやってみようと考えていることは2つ。

アメーバ女子の頭数だけ巣を用意。それぞれにテリトリーを与えて、擬卵を投入する。

つがいは♂という刺激(?)があるから難しいような気がするので、

まずは独女から試してみます。

アメーバウズラフードを変えてみる。

今はヒメウズラ用フードを与えているのですが、これは当然、産卵に適した配合になっています。

とどのつまり、産卵数を決定する最大要素は「何を食べているか」ですから

エサを変えることで結果が大きく変わってくるでしょう。

変化や気づきがあったらまだブログにアップします。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 767

Trending Articles