photo by keith ellwood
ん~、何だろう・・・近頃の この暑さと暴風雨は。
昨夜はまた短時間だが 雨風が吹き荒れる雷雨が来た。
おっ、涼しくなるぞ~♪と思ったが、南からの暴風雨なので窓を開けておくこともできず。
開けられれば一気に涼しくなるのに。
それができず、かえって蒸し暑く、エアコンをオフにした意味がない。
振り返れば・・・子どもの頃は こんな変な雷雨や暑さはなかったなあ。
雷雨は今よりも頻度が高くて毎日のようだったが、ゲリラじゃなかった気がする。
今や35℃越えは当たり前。殺人的な暑さだ。
異常気象・・・といっても過言じゃない気がする。
うちのオカメたちは屋内にいるので雨風の影響はない。
雷の音には敏感に反応するが、それでオカメパニックを起こすことはない。
ただ、それまで陽気に歌っていたのが、雷音でぴたりとやんだりする。
光と音に、殺気を感じるのかなあ。
うちの鳥たちは禽舎も自宅の室内も冷房を入れていない。
それでも皆 すこぶる元気だ。
オカメは体が大きいし丈夫というのもあるけど、この暑さは大変だろうなと、常々思っている。
だけど幸い、孵卵器生まれのちっちをはじめ、みんな食欲が落ちることもなく元気にしている。
photo by Jim Bendon
愛読しているフィンチブログのいくつかで、最近、よく落鳥の話を目にする。
よくよく考えれば、今時分の暑さの方が冬の寒さよりも鳥には厳しいのだ。
気候馴化すれば、冬の寒さの方が オカメ的には過ごしやすい地域が多い。
真夏の灼熱地獄の方が命の危険が高い。
飼い主さんからよく聞かれるのが「オカメは冬の寒さに弱いんですよね」というもの。
そして夏の方が元気で危険がないと思っている。
だからわたしは、オカメインコは寒さに弱くないですよと答える。
冬の寒さよりも夏の暑さを気にしてください、と。
鳥は体温が高いから、短時間で熱中症になることがある。
たとえ熱帯の鳥でもあなどってはいけない。
犬も暑さには弱いけれど、鳥の方があっという間に死んでしまうのだ。
鳥は夏の暑さに弱い。それをよくわかっていない人が多い。
繰り返すが、オカメインコは寒さに弱くない。
そりゃ温室で育っていれば 冬の寒さに耐えられなくて、命取りになるのは当たり前だ。
だからわたしは、過発情を予防するためにも温室育ちにはしないでください、と話をする。
飼い主さんが愛鳥の体質や寒さが心配で仕方がないのなら保温を否定はしないが、
できれば無理のない範囲で常温で過ごさせてください、と伝える。
その種の適正環境下で食餌と衛生に配慮するのが、飼育の基本だと思うからである。
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暑さの方が命取り
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