こちらの記事で、緑穂の話を書いた。
相変わらずうちの子たちも、旬の味を堪能している。
緑穂を通販で買われる方は、新鮮でおいしいうちに!って、鳥にいっぱい与える人もいるかも。
今日は それはちょっと待ったー!と言う話を後半にて。
まずは、昨日の暴風雨はすごかった!
空が暗くなったな・・・と思った途端に嵐。
まるで漫画のような展開にびっくり。
雨はあり得ないほどの横殴りで、さらにびっくり。
風は、台風が来てもあんな風は吹かないぞ!というレベルで、もっとびっくり。
でもあれだけの嵐になると、今までじりじり焦げるような暑さだったのが一気にクールダウン。
今日も引き続きカラッとした暑さで、過ごすのにはいい感じだった♪
菜園のひまわりは支柱を立てたり周りを囲っていたので、なぎ倒される被害がなかった。
鳥のエサをまいたヒマワリ。どれも大粒種なんだけど、花の形状がちと違う。
花が平面的なのや盛り上がっているのや。どっちが実入りがいいのかが気になるところ。
さて、先日キクスイで購入した麦穂。
一人餌訓練中のちびっ子たちに大ウケである。
うちは最近は、一人餌練習にアワ穂を使わなくなった。
見てる範囲ではおもちゃにしてばかりで、あまり食べていない感じがしたから。
一人餌訓練が劇的に進むのなら使うのだけれど、あまりそんな気がしない。
だからこの麦穂もオモチャになるんだろうなと思いながらあげてみた。
ところがどっこい、ちゃんと食べてる。粒が大きいからかな。
そういえば麦は、鳥の食べ方が変わってる。
小粒のシードは皮を剥いてそのままの粒をポリポリと食べているが、
麦類は大粒だから皮をはずして中身を咀嚼して粉々にして食べてる感じがする。
はがれた皮を見ても食べ方は2種類あるようで、
きれいに中身をだして食べる派と、中身を粉にして食べる派に分かれてる。
ちびっ子たちははじめて見る麦穂にエキサイトしていた。
もちろんおもちゃにしているけど、1粒ずつ味わって食べてる感じだ。
しっかり味わってね~♪もう買わないと思うから(爆)
一方、緑穂の場合。
生の穂は今だけのお楽しみで、熟す前にそのまま与えてもかまわないものだ。
でも注意点がひとつ。大量摂取は禁物!
緑穂にはアルカロイドが含まれているからだ。
アルカロイドというのは植物が動物に食べられないように作る防御物質。
早い話が「毒」である。
アルカロイドは 未熟な果実や種子には、たいてい含まれているのだけれど、
熟していくうちにどんどん分解されるらしい。
緑穂を通販で取り寄せる方は、そろそろシーズンですよね。
あれ?種類によっては、もう届いてたりする?
よくわかんないけど、以前注文してた頃、届いたの今時分だった気がする。
ともあれ、穂が緑のうちはアルカロイドが含まれるから、鳥に大量に食べされてはダメなのだ。
鳥たちは狂喜乱舞して喜ぶからいっぱいあげたくなるのはわかるのだけど、ほどほどにね。
マヌー川のほとりでコンゴウインコが土を食べるシーン、有名な。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~misawada/manu.htm
これはコンゴウインコが体内の毒素を排出するために土壁を食べていると言われている。
要するにデトックスである。
野生のインコは自然の恵みを豊富にいただいているわけだけど、
その中にはやはり多少の毒物も含まれる。
それを排出させるために、こんな風に集まってきて毒素を分解する成分を摂取しているのだ。
この土を再現した「マヌーミネラルブロック」というのも市販されていて、
ミネラルの補給にはなるのはわかるのだけど、それで解毒までできるのかは疑問…。
飼い鳥の場合だと、いちばん手っ取り早いデトックスは、炭だ。
炭を使った製品が、ペレットや鉱物飼料などで売っているので、
緑穂を与える時には、それらをうまく与えるとよいかもしれない。
うちは鉱物飼料に炭が混ざっているものを使っている。
竹炭を飼ってきて、砕いて鳥に与えてる人もいる。
鳥は賢いから、必要に応じてそれらを自分から摂取して、バランスを取っているのだ。
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緑穂を与える時に、ちょっと注意したいこと
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